自然共生・生物多様性
さまざまな生命を未来へとつなぐ。
産業革命以降の経済活動は、暮らしに大きな恩恵をもたらしてきましたが、その一方で自然環境や生物多様性に多大な影響を与えてきました。SDGsにおいても「生物多様性の損失を阻止する」ことが目標の1つとしてあげられています。NKCグループでは、生物多様性保護を重視したカーボン・オフセット活動などを積極的に推進。持続可能な社会の実現に向けて、企業全体で取り組んでいます。
和歌山県「企業の森」への参画
「企業の森」は和歌山県が企業・団体とともに、サステナビリティ活動や地域交流活動の一環として、県内の森林環境保全に取り組む事業です。NKCグループは、2016年より本活動に参画。世界遺産熊野古道に近い田辺市中辺路町の森林地を「NKCグループ悠久の森」と名付け、ケヤキ、イロハモミジ、ヤマザクラなどを植栽し、多様な生態系の維持に資する森林保全活動を行っています。
また、本活動により和歌山県から100年間で約1,500t-CO2の吸収量が見込まれると認証されました。


新潟県トキの森クレジット
NKCグループでは、本社一部社用車の化石燃料使用に伴う二酸化炭素排出量の全量を新潟県佐渡市の「トキの森クレジット」を利用し、カーボン・オフセットを行っています。
このプロジェクトへの投資により2015年からの9年間で300t-CO2以上のオフセット(相殺)を行いつつ、国際保護鳥であるトキの生息環境の整備や、豊かな森林生態系の保全に寄与しています。
