カーボンニュートラル
CO2排出量の削減は、
ものづくり企業の使命。
NKCグループでは、地球温暖化防止に向けCO2等の温室効果ガスの排出量削減施策を長年実施してきました。近年ではCO2排出量を実質ゼロに抑える「カーボンニュートラル」の達成に向け、事業活動に伴うエネルギーの使用を極力抑える省エネ施策により、燃料の燃焼をはじめ自社が直接排出するCO2(Scope1)、電気等の他社より供給されたエネルギー利用を通じて間接的に排出するCO2(Scope2)の削減を実施しています。今後は製品の原料調達から製造、物流、販売、廃棄まで、モノのライフサイクル全体におけるCO2排出量(Scope3)の削減も視野に入れ、施策を推進していきます。
カーボンニュートラルへ向けた取組事例
太陽光発電導入推進
NKCグループの一部の生産拠点にソーラーパネルを設置し、太陽光発電により使用電力の一部をまかなっています。今後も「CO2を排出しない」再生可能エネルギーの導入を推進していきます。

エコカー導入推進
NKCグループでは、2002年より燃費性能の優れたハイブリッド車、CO2を排出しない電気自動車(EV)等地球に優しいエコカー(※)の導入をいち早く開始、全ての社用車をエコカーに更新しています。
特に燃料電池搭載の電気自動車(FCEV)は、騒音や排気ガスを発生させないだけでなく、外部給電機能を備えているため、災害、停電時の非常用電源としての活用も視野に入れています。
これらの取り組みにより2013年には第2回おおさか交通エコチャレンジ賞を受賞しています。
※ 国土交通省の定めるエコカー減税制度の対象

省エネ施策の実施
NKCグループ各生産拠点では、年間を通じて省エネ施策に取り組んでいます。三重工場では、2023年度より職場全体のエアコンプレッサー(空気圧縮機)の配管を調査し、職場毎のエア区分けを検討するとともに、コンプレッサーの元圧を適正化、「必要な時に・必要な場所へ・必要なだけのエアを設備に供給する」ためのしくみづくりを進めています。
その他生産拠点では、高効率受電設備への更新、エア漏れ対策、LED化、空調の高効率化等改善活動に地道に取り組んでいます。