こども・障がい者福祉

人と地域をつなぎ、
みんながいきいきと過ごせる居場所をつくる。

1924年の創業以来、NKCグループはさまざまな社会貢献活動に取り組んできました。
その中でも特に力を入れてきたのが「こども・障がい者福祉」の分野です。
2022年には、地域との連携をさらに深めるために、大阪市北区(天神橋筋商店街)の「なかにわカフェ」をオープン。昼間は、障がいのある方が働く福祉カフェとして営業し、水曜日の夜は、こどもたちに新たな価値を提供することを目的とし、こども食堂として運営しています。
また、NKCでは「中西奨学会」(育英奨学事業)の継続実施といった人を支える活動も積極的に推進しています。

福祉カフェ

誰もが、個性を生かして働ける場所。

なかにわカフェ写真
なかにわカフェロゴ

「なかにわカフェ」は、障がいのある方が働く福祉カフェです。NPO法人真成会とのパートナーシップのもと、支援施設から4~5人の方に交代で働きに来ていただくことで障がい者の就労支援に取り組んでいます。一人ひとりが、仕事を通じて「できる」「できた」という経験を積み重ねる機会を増やし、誰もが個性を生かして働ける未来づくりを目指しています。

こども食堂

かならず誰かがいる、こどもたちの居場所。

こども食堂写真

NKCの「こども食堂」が始まったのは2018年。以来、こどもたちへの食事の無償提供を行っています。
その後、2022年に「なかにわカフェ」に活動場所を移し、活動の幅はさらにひろがっています。さまざまな文化に触れるワークショップや親子で参加できるプログラムなども開催。体験機会を提供するなど、地域社会と連動しながらともに成長していける環境を整えています。

地域の居場所「なかにわカフェ」を舞台に
さまざまなイベントが開催されています。

大阪公立大学 × NKC
「なかにわ活動アイディア発表会」

NKCでは、大阪公立大学との連携を深めており、その一環として商学部・二宮ゼミと共同で「なかにわ活動アイディア発表会」を開催しました。当日は、プレゼンターの学生に加え、大阪市北区の元区長やメディア・金融業界等から大阪地域の活性化を本気で目指す大人たちも多数来場。学生発の未来につながる発想をもとに、活発な議論が交わされました。その後、学生のアイディアがダンスイベントやお店屋さん体験の企画へと発展。発表会で出たアイディアが着実にこども食堂で実現されています。

なかにわ活動アイディア発表会写真

大阪公立大学×なかにわこども食堂

こども食堂では、新たな体験価値を提供するという目的から、季節ごとにさまざまなイベントを開催しています。
夏祭りでは、大阪公立大学の学生の力を借り、遊びの中でビジネスの仕組みを学べる「お店屋さん体験」を実施。クリスマスには、ミニゲームを用意し、お菓子やかわいい景品をプレゼント。そのほかにも、ダンスイベントなどを開催し、こどもたちが自然と学びを深められる機会をつくっています。

大阪公立大学×なかにわこども食堂写真

人気絵本作家 谷口智則先生×なかにわこども食堂

こども食堂では、こどもたちの発想力や想像力を育む活動の一環として、ライブペインティングイベントを開催。絵本作家・谷口智則先生をお招きし、絵本の読み聞かせや、こどもたちのリクエストを受けてのライブペインティングを行っていただきました。
また、谷口先生には「なかにわカフェ」の2Fキッズスペースの壁画もご制作いただきました。カフェのシンボルであるたんぽぽが大きく描かれた壁画は、こどもたちが物語の世界に入り込んだような、温かい空間を作り出しています。

人気絵本作家 谷口智則先生×なかにわこども食堂写真

中西奨学会

若者こそ未来。安心して学べる環境をサポートしたい。

中西奨学会は、1971年に2代目社長・中西義雄氏によって設立されました。将来の産業科学技術を担う若者たちが、安心して学業に専念できる環境を支えるため、半世紀以上にわたり育英奨学事業に取り組んでいます。
2024年6月までに、経済的な理由で修学が難しい学生約5,100名に奨学金を給付。さらに、産業科学技術機関への研究助成も積極的に行い、これまでの支援総額は13億円にのぼります。

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